ビタミンBの解説
お肌の状態を健康に保ってくれるビタミンB。
美容と健康をめざすみなさんなら知らない方はいらっしゃらないことでしょう。
しかし、ビタミンBといってもビタミンBというひとつの成分で成り立っているわけではありません。
ご存知のように
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12などのように複数の成分があります。
これらをひとくくりとして呼んでいるのがビタミンB群です。
一例を挙げた
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12は、ほんの一例に過ぎません。
のほかにもさまざまなビタミンB群をなす成分があります。
ビタミンB群の一覧
ビタミンB-1 (チアミン)
ビタミンB-2 (リボフラビン) ビタミンG
ビタミンB-3 (ナイアシン) ビタミンPあるいはビタミンPP
ビタミンB-4 (アデニン)
ビタミンB-5 (パントテン酸)
ビタミンB-6 (ピリドキシンおよびピリドキサミン)
ビタミンB-7 (ビオチン) ビタミンH
ビタミンB-7* 通常ビタミンIと呼ばれる
ビタミンB-8 (アデニル酸)
ビタミンB-9 (葉酸) ビタミンM
ビタミンB-10 ビタミンR (葉酸と他のビタミンB化合物との混合物)
ビタミンB-11 ビタミンS
ビタミンB-12 (シアノコバラミン)
ビタミンB-13 (ピリミジン-5-カルボン酸)
ビタミンB-14 B-10とB-11の混合物
ビタミンB-15 (ジメチルグリシン)
ビタミンB-16 ?
ビタミンB-17 (アミグダリン)
ビタミンB-22 アロエベラ抽出物の成分?
ビタミンB-c (葉酸) ビタミンB-9
ビタミンB-h (イノシトール)
ビタミンB-t (L-カルニチン)
ビタミンB-w (ビオチン) ビタミンB-7
ビタミンB-x (パラアミノ安息香酸)
このようにさまざまな種類が存在し、いろいろな特徴と働きをしています。
ビタミンB1の効果は、炭水化物などの糖質をエネルギーへと消費・代謝してくれるビタミンです。
ビタミンB2の効果は、皮膚や粘膜のビタミンとも呼ばれ、ニキビや肌荒れなどに効果が期待されます。
美容のためのサプリメントとしても普及しています。
また、脂質に対するエネルギー代謝にも必要な成分で、ダイエット際にも補給したいです。
ビタミンB6の効果は、たんぱく質(アミノ酸)の代謝に必要な要素です。
ビタミンB12の効果は、「造血のビタミン・赤いビタミン」ともよばれます。
赤血球やヘモグロビンを作る働きをします。そのためビタミンB6、ビタミンB12、葉酸などの成分を
主とした「
造血ビタミン製剤・造血剤」もあります。