マグネシウムとは
マグネシウムはカルシウムやリンと同じように身体の骨や歯を作る大切なミネラルです。
成人の身体におおよそ20〜28g程度存在しています。
骨と歯の形成・神経伝達・筋収縮・動脈硬化を予防などに対して健康を保ってくれます。
マグネシウムが多く含む食品は 海藻類 魚介類 野菜類 ナッツ類(アーモンド、ピーナッツ)
マグネシウムが不足すると・・・
心筋梗塞 動脈硬化 高血圧 骨粗鬆症などのリスクがでてきます。
マグネシウムの薬理作用
マグネシウムを過剰に摂取すると、下痢を起こします。
これを逆手に取り、クエン酸マグネシウムなどは大腸検査のときの下剤として使われます。
また、便秘の不快症状を緩和する目的の下剤として酸化マグネシウムが投与される場合があります。
弱いアルカリである酸化マグネシウムや水酸化マグネシウムは、胃酸中和のために胃腸薬に配合されます。
食品では、豆腐や天然塩などに含まれる にがり からマグネシウムが微量に摂取されます。
また、過剰摂取により
高マグネシウム血症を引き起こすため注意する必要があります。
なお、近年のダイエットブームにより、にがりの過剰摂取で死亡した事例もあるので、安易な過剰摂取は厳に慎むべきでもあります。
wikipedia より
高マグネシウム血症とは
高マグネシウム血症は腎不全患者がマグネシウムを含む胃腸薬や便秘薬を摂取している場合に発症することがある。血中のマグネシウムの濃度があがってしまう電解質代謝異常症です。
片頭痛に対するマグネシウム療法