ミネラルとは
栄養学において、一般的な有機物に含まれる元素(炭素・水素・窒素・酸素) 以外に、生体にとって欠かせない元素のことを指す。無機質ともいう。糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び五大栄養素の一つとして数えられる。
さらに具体的な説明
無機質(モネラル)とは
人体や食品に含まれる元素のうち、酸素(O)、炭素(C)、水素(H)、窒素(N)以外の元素の総称で、ミネラルともいう。
かつては灰分(かいぶん)ともよばれた。人体には約60種の元素が含まれ、その96%近くが前記の四つで占められ、これらを主要元素という。残りが無機質とよばれるもので、全体で4%にしかすぎない。
無機質のなかでも比較的量の多いカルシウム(Ca)、リン(P)、カリウム(K)、硫黄(いおう)(S)、ナトリウム(Na)、塩素(Cl)、マグネシウム(Mg)を主要無機質という。
そのほかを微量無機質といい、鉄(Fe)、銅(Cu)、マンガン(Mn)、ヨウ素(I)、コバルト(Co)、亜鉛(Zn)、モリブデン(Mo)、セレン
(Se)、クロム(Cr)、フッ素(F)、ホウ素(B)、ヒ素(As)、スズ(Sn)、ケイ素(Si)、バナジウム(V)、ニッケル(Ni)などがある。
[ 日本大百科全書(小学館) ]より
代表的なミネラル
カルシウム
リン
硫黄
カリウム
ナトリウム
塩素
マグネシウム
鉄
フッ素
ケイ素
亜鉛
マンガン
銅
セレン
ヨウ素
モリブデン
クロム
コバルト
必須ミネラルとは人体にとって必要である成分です。現在16種類あります。
この必須ミネラルそれぞそれの成分に対しての一日の必要摂取量によって
主要ミネラル と
微量ミネラル に分けられます。
主要ミネラルは、
カルシウム・カリウム・ナトリウム・マグネシウム・リン・硫黄・ 塩素の7種類
微量ミネラルは、
鉄・銅・亜鉛・ヨウ素・セレン(セレニウム)・マンガン・モリデブン・ク ロム・コバルトの9種類